2005年11月23日

サーカディアンリズム(概日リズム)

生物は約1日(24〜25時間)ごとの周期で繰り返される生物学的リズム(体内時計)を持っている。そのリズムをサーカディアンリズム(概日リズム)といいます。一定の時刻がくると自然に眠くなり、一定時間眠ると自然に目が覚めるという睡眠−覚醒のサイクルが代表的で、その他体温やホルモン系(メラトニンなど)の変動などが含まれる。このリズムが破壊されると健康に深刻な影響(自律神経失調、内分泌ホルモン、代謝etc..)を及ぼします。
故に毎日の規則正しい体内時計のリセットが大切なのです。

体内時計3

つまり体内時計をうまくリセットして、一日のスタートをうまくするためには目の中に朝日の光を入れることがポイントになります。体内時計は睡眠だけでなく、自律神経や内分泌ホルモン、免疫、新陳代謝など生命活動の根幹にかかわっています。そのような生理的機能がうまく作用しなくなると体調を崩してしまいます。したがって体内時計のリセットは毎日できるだけ同じくらいの時間にするようにします。そのように生活のリズムを一定に保つことで、脳や身体が快調にはたらいてきます。

2005年11月22日

体内時計2

われわれは体内に「体内時計」を持っていて、通常の生活を送っている時には、これを毎日リセットしています。だから生活リズムが25時間でも24時間サイクルの生活ができるのです。
われわれの体内時計は朝日の光をあびることで、リセットされます。視神経は視床下部に繋がっています。その先の視交叉上核に強い光が入ってきたのを感知すると、松果体に電気信号を送ります。松果体は「メラトニン」という物質を分泌し、体中に運ばれます。メラトニンは分泌から焼く14時間後に睡眠を誘う働きをします。

体内時計1

地球の自転周期は改めて言うまでもなく24時間です。だから、我々ヒトの生活サイクルも24時間と考えるのが自然です。しかし、不思議なことにヒトの生活リズムの周期は25時間なのです。外と遮断した日の当たらないところで、時計を持たずに生活する実験をしたところ、3日目くらいから夕食や就寝の時間が遅れ始めてくるのです。それ以降は被験者の潜在的な生活リズムが現れ、記録していったところ、一日の周期が25時間でリズムを刻んでいることがわかりました。ヒトの本能として持っているリズムが25時間なのです。このようなズレが生じる原因はわかっていません。日の出日の入りなどの季節の変化に対応するためではないかと考えられています。